講演等について

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 リスク教育研究会では、リスクの基礎的な考え方を学ぶための講義やリスクの考え方を講師として教えるための指導者養成講習会の実施を承ります。分かっているようで分からないリスクについて、確率論的なリスクの基礎的な考え方を分かりやすく学ぶ機会を提供します。教材として紹介している「リスク教育アクティビティ集」に掲載されているアクティビティを使った完全参加型の授業から、ほぼ講演の授業まで実施実績があります。

講義・講習会内容

①リスクを学ぶための講義

1) 中高校生向け(60分~4時間)
 学校教育の指針である学習指導要領には、分野を横断するリスクの考え方を教える内容が含まれていません。そのため、各分野に共通するリスクの考え方やリスクの科学的な考え方を学ぶ機会として、授業を依頼戴いています。たとえば、以下のような実績があります。
 ・高校SSHで科学的な考え方を学ぶことを目的とした授業
 ・大学の模擬講義としてリスクの基本的な考え方を学ぶ授業
 ・高校家庭基礎で、リスクの基本的な考え方を学ぶ授業
 ・中学数学で確率の利用先としてリスクの考え方を学ぶ授業
目的や時間に応じて、カスタマイズして授業を行いますので、ご相談ください。

2) 教員、一般向け(2時間~6時間)
 リスクの基礎的な考え方は、物事を整理して見て判断することに役立ちます。新たな知識として役立つだけでなく、職場でリスクマネジメントやリスクコミュニケーションに携わっている方でも、改めて学ぶことで思考や実施方法の整理に役立つと思います。たとえば以前実施していた教員免許状更新講習では、以下のような講習(各50分)を高等学校教諭から幼稚園教諭まで多くの方に行った実績があります。

講習1 「いろいろなリスク」(リスク管理と危機管理、リスクの定義)
講習2 「リスクの定義」(確率論的なリスクの特徴)
講習3 「リスクの比べ方」(リスク比較の特徴)
講習4 「職場のリスクアセスメント」(身近なリスクアセスメントの実施)
講習5 「リスク認知のバイアス」(リスク認知バイアスの体験)
講習6 「リスクマネジメントの事例検討」(事故事例の振り返り)

②リスクの講師になるための講習会(6時間~ )

「リスク教育アクティビティ集」でリスクを教える講義を講師として実施できるようになるための講習会です。「リスク教育アクティビティ集」は参加型で講義が実施できるように考えられた、いわば講義の手順書で、基本的に書かれているとおりに進行すれば一定程度の講義はできます。しかし、ワークショップやグループワークを実施された方は分かると思いますが、参加型の講義を適切に行うには、場作りや進行管理などにさまざまな配慮が必要になります。この講習会では、教示するリスクの基礎的な考え方をしっかり理解するだけでなく、参加型の講義をよりよく実施するためのノウハウを学び、講師としての練習を行います。

料金

中高校授業講師の交通費のみで実施します。
条件が合えば無料で行います。
一般向け授業講師料+交通費
詳細はご相談ください。
指導者養成講座教材費+講師料+交通費+会場費

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